お肌のアンチエイジング〜コラーゲン編 part2〜 / by Noriko Ikedastemo

コラーゲンについて参考文献1を元に、栄養士から記事をいただきましたので、今回はそちらを紹介します。

参考文献1.によりますと、近年、コラーゲンを経口摂取した場合、一部はアミノ酸まで分解されずに吸収されることが報告されました。さらに、血液中に吸収されたコラーゲン由来のジプペプチドが線維芽細胞(コラーゲンを作り出す細胞)の増殖を促進すると報告されました。

報告されているコラーゲンの効果

大腿骨の骨密度の上昇

皮膚への紫外線障害の抑制

収縮期血圧の低下作用

皮膚角質水分量の増加、シワの改善

 

 

コラーゲンを多く含む食品

注意:コラーゲンを摂取する目的でこれらの食品をとりすぎないようにし、色々な食品をバランスよくとるように心がけましょう。下表の単位はmg/100gです。

 

参考文献1では、20代から50代日本人女性の食事でどれくらいコラーゲンをとっているかを調べています。61名の2日間の食事内容を調査した結果

コラーゲンの摂取量は米を主食とした食事で有意に高く、パンや麺を主食とした食事では低かったことがわかりました。この主食によってコラーゲンの量が違うというのは、副食の品数に関係していたとのことです。

 

ではでは、栄養士によるコラーゲンメニューもいただきました。これはご飯がすすみそうです。ご飯は「全粒粉穀物と長生き」を書いた後なので、玄米はいかがでしょうか。

ぶり大根の酒かす煮

もったいない!皮も丸ごと食べよう。

材料1人分

  • ぶり 70g  
  • 酒 小さじ1/2
  • 大根 100g
  • みそ 小さじ1/2
  • 酒粕 25g
  • 塩 0.5g
  • だし汁 1
  • 七味唐辛子 適宜     

1人分の栄養量 エネルギー267g タンパク質19.7g 塩分1.2g

作り方

  1. ぶりは食べやすい大きさに切り、酒をふってしばらく起き、皮面だけフライパンで焼く。
  2. 大根は2cm厚さのいちょう切りにする。
  3. 酒かすはちぎって、だし汁につけてやわらかくする。すり鉢ですり、なめらかになったらみそをくわえさらにする。
  4. 鍋にだし汁、1、2を入れ、大根が柔らかくなるまで煮る。
  5. 4に3を加え、煮汁が少なくなるまで煮て、塩を加える。
  6. 器に盛り、お好みで七味唐辛子を振る。

魚の皮はパリパリに焼くと食べやすくなります。

〜ひとこと〜

酒粕で煮ることで、いつもの煮物とは違った味わいを楽しめます。魚の皮はパリパリに焼くと食べやすくなります。

 

<注意点>

毎食タンパク質食品(魚、肉、卵、豆類)をとりましょう。

コラーゲンとビタミンCは非常に相性が良く、一緒にとると利用効果が増大します。

揚げ物などの高脂肪食をとりすぎると、善玉ホルモンのアディポネクチンが減少して、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を低下させます。

糖分の取りすぎによる高血糖状態が続くと、「コラーゲンの糖化」を招いてしまうことがあります。「コラーゲンの糖化」とは、糖質の過剰摂取により、体内のタンパク質(コラーゲンなど)が糖分と結びついてしまう現象のことです。

 

魚の皮と身の間にコラーゲン、不飽和脂肪酸、ビタミンB12が多く含まれているとのことです。残さず食べる方がいいですね。

 


参考文献

1. 栄養学学会雑誌 Vol.70 No.2 120-128 (2012)