健康情報が多すぎて何をしたらいいか分からないとき / by Noriko Ikedastemo

「健康やアンチエイジングの情報が多すぎて、何を信じて何をすればいいのか分かりません。あれもこれもしたいけど、全部できません。」身近な人から当サイトに対してそのような質問をいただいたので、今回は私自身の経験から学んだことも含めて返答します。

1.「これだけでOK」的なものは要注意

医学も日進月歩ですから、以前正しいと言っていたことが今は違う、ということは珍しいことではありません。しかし、上記のような言葉で宣伝しているものはいつも要注意です。

健康を保つためには、基本は食事・運動ですが、それだけでもありません。ストレス、ものの考え方、社会的環境など、様々なバランスがとれていることが大切です。「スーパーフード」という言葉は魅力的ですが、それだけを食べていたらいいというものではありません。

 

2. 「ラクして〇〇」的なものも要注意

残念ながら年をとるにつれ、いろんな能力、機能、ホルモンなどが低下することは事実です。それをもう年だから仕方ない、と諦めるのか、少しでも老いを遅くして若々しさを保ちたい、そのために何ができるかを考えて努力するのか。残念ながら今の所ラクをして若々しさ、健康を保てる正しい情報を見たことはありません。なにがしかの努力をして前向きに取り組むことが、アンチエイジングのポイントのようです。

 

3.「いつでも」「すべて」しようとするのはストレスの元

以前記事の中で書きましたが、私が初めてAGEを測定したところ、「糖年齢」が衝撃の「実年齢+20歳」でした。その後AGEに関する情報を調べ上げ、揚げ物、スイーツ、パンなどAGEが多そうなものはすべてやめ、とにかく徹底的に食事を変更しました。続けていくうちに体重はますます減少(もともとやせすぎで太りたいので私にとって悲しいことなのです、、)。大好きだった食事の時間がまったく楽しみでなくなり、生サラダを見るのも嫌になりました。そのことを栄養士さんに言いましたところ、「先生やりすぎです。少しずつ減らさないと。」と注意されました。

確かに何十年もかけてそうなった結果をすぐなんとかしようなんて、むしのいい話です。衝撃的だったことと、真面目な性格なのでストイックにやりすぎてしまいました。結果ストレスが増えて、食事の楽しみが減り、あれ、何をしたかったんだ、私?、、、その後は、普段の食生活に気をつけるけれど、ご褒美としてのスイーツ、たまの外食は好きなものを食べる、などすることでバランスよく楽しく食事を取り、体重も戻ってきました。

 

4. 楽しいことは続けられる。 楽しんで続けるための健康情報

では、あふれる健康情報はどのように活用していけば良いのでしょうか。大事なのは長く続けること、日々の積み重ねです。でも実はそれが一番難しい。では、どうすれば続けられるのか。まず、楽しいことは続けたくなりますよね。

体にいいことをしているとお肌にもいいかも(見た目年齢とカラダ年齢)。

普段何気にしていることが実は体にいい(家事も立派な運動です)。

最近人の名前がすぐ出てこないけど、この運動で海馬も鍛えてるのだ!(脳のアンチエイジング Part 2

なーんて考えると楽しくなってきませんか。へえーこれってこれにいいんだ、とウキウキワクワクしたら、続けたくなります。

 

5. 「健康なほう」をチョイスするための健康情報

世の中には不健康だけれど便利で魅力的なものがあふれています。チョコレートと砂糖でコーティングされたドーナツ。ドラマや映画見放題のネット番組。駅を降りたら階段の横にエスカレーター。何でも選ぶことのできる生活の中で、楽チンで不健康な方ではなく、ちょっと努力はいるけど健康な方を選択する。健康情報はそのキッカケになります。例えば

電車を降りたら階段とエスカレーターが横に並んでいます。エスカレーターは楽チン。でも運動は体にいいんだったなあ(運動と血管のアンチエイジング Part 2脳のアンチエイジング Part 2)→階段を選ぶ。

今日のご飯何にしよう。お惣菜の揚げ物買ったら楽。でも野菜とったほうがいいんだよな(脳のアンチエイジング Part 3認知症予防にはMIND食がオススメ)→野菜たっぷりのレシピを選ぶ。

だらだらテレビ見すぎってわかってるけどこのまま続き見たいなー。そういえば本はいいみたいなこと書いてたなあ(テレビの見過ぎにご注意を読書と長生き)→テレビをやめて、本を読んでみる。

ご飯の後うとうとして眠い。歯を磨きたくない、このまま寝てしまいたい。でも口の中キレイにしとかないとなあ(歯のアンチエイジング)→頑張って起きて歯を磨く。

こうして、健康なほうをチョイスすることを続けて行くと、そのうちいちいち考えたり、頑張らなくても自然に健康な方を選んだりしていることがあります。

私は以前「常に」エスカレーターを使っていました。アンチエイジングに目覚めてからは、いろんな情報を思い出しながら誘惑に負けず階段を選び続けていたら、今では隣にエスカレーターがあっても、他の考え事をしながら体が勝手に階段を選んで登り始めています。

2.での私の経験のように、いつもしないと、すべてしないと、と必死になり過ぎると、かえってストレスになってしまい体にいいことはありません。何か選択するときにふと思い出して健康な方を選ぶ。でも、たまには好きなものを食べたり好きなように過ごす、ご褒美がある。そんな感じなら続けられるのかなと思います。続けているうちに、頑張らなくても健康な方をチョイスすることが「習慣」になっちゃえば儲けもんです。

 

心と体、体の中の全てはつながって影響しあっています。上の絵のように。関係ないと思っていたことがつながっていることを学ぶのが楽しくて、抗加齢医学に夢中になりました。Holly Kenkoの記事は毎週違ったことをバラバラに書いているように見えるかもしれませんが、つながりの中のごく一部を拾い出してそれぞれを紹介しているだけです。

 

普段の生活の中で、より健康な方をチョイスするきっかけになれば。実は体にいいことがわかってウキウキして続けたくなれば。そんなキッカケやモチベーションにつながるよう、引き続きワクワクするアンチエイジング情報を探す旅を続けていきます。

 

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